《オープニングコンサート：長野たかし・森川あや子さん》《メインスピーチ：「人権に基づく平和な社会を」清末愛砂さん（室蘭工業大学大学院教授・憲法学）》

二木洋子さんの司会で開会。《訴え・南の島々に基地は員らない！：清水早子さん》　政党代表スピーチ《立憲民主党：森山浩行さん》《日本共産党：宮本たけしさん》

《社会民主党：大椿裕子さん》《れいわ新選組：大石晃子さん》

　2023年５月３日、「おおさか総がかり集会」。晴天の扇町公園に5000人が「かがやけ憲法！平和といのちと人権を」の思いをもって集まりました。

　メインスピーチは、弁護士でシンクタンク「新外交イニシアティブ」代表でもある猿田佐世（さるた・さよ）さん。５月３日は憲法記念日であるとともに猿田さんの結婚記念日でもあるそうです。

　「軍拡を進めた国は80%が戦争になり、軍拡しなかった国は90%で戦争にならなかった」との調査結果は説得力がありました。猿田さんは「日本は他国の戦争に巻き込まれないために、米軍基地から台湾有事に向けて戦闘機を出動させないようにすることが重要だ」と指摘されました。一方で猿田さんは大学で教鞭もとられていますが、「台湾有事」という言葉が東京六大学の学生たちにさえあまり認識されていない状態だということも報告され、「戦争」を「有事」という言葉で覆い隠すたくらみを暴くとともに、若い世代に憲法や平和を繋いでいくことの大切さも訴えられました。

　文化行事では男女ユニット「アカリトバリ」のお二人の力強い歌声が参加者を励ましました。

「市民アピール」では、南西諸島への自衛隊配備に反対する大阪の会、カジノ問題を考える大阪ネットワーク、生活と健康を守る会、反核医師の会から発言がありました。

　つづいて、立憲民主党・森山ひろゆき衆議院議員、日本共産党・宮本たけし衆議院議員、社民党・大椿ゆうこ参議院議員、れいわ新選組・大石あきこ衆議院議員と、４野党の国会議員から連帯の挨拶があり、市民と野党の共同をさらにすすめようと訴える決意をかためるものとなりました。

　参加者全員で「とめよう大軍拡」「いかそう憲法」のポテッカーを掲げたのち、３コースに分かれてパレードを行いました。

《左から「市民アピール」平出さん、薮田さん、秋吉さん、中村さん》《左から、立憲政党代表、森山さん、宮本さん、大椿さん、大石さん》

《軍拡、改憲よりくらし、平和》

《２．１２集会で「９条改憲ＮＯ！」を掲げてアピールする、左から、れいわ新選組豊中市政策委員の山田さほさん、社会民主党副党首の大椿裕子さん、日本共産党副委員長参議院議員の山下芳生さん衆議院議員・立憲民主党大阪府連代表の森山浩行さんと五野井郁夫さん》

　２月12日、「軍拡、改憲より暮らし平和を　２．１２総がかり関西集会」が大阪市中央公会堂で開催されました。関西一円から500名を超える市民が参加。開会にあたって主催者を代表して「しないさせない戦争協力関西ネットワーク共同代表」の中北龍太郎さんが挨拶。

　講演では高千穂大学経営学部教授の五野井郁夫さんが「安保関連３文書―防衛費倍増をどう考えるか」と題して70分間、安保条約の歴史と今回の安保３文書の問題点を話されました。五野井さんは、日本がトマホークを配備するということは、日本の全土がミサイル攻撃の標的になるということを政権は説明をすべきであり、国民を欺いていると指摘。

　立憲野党からのアピールでは、衆議院議員・立憲民主党大阪府連代表の森山浩行さん、日本共産党副委員長参議院議員の山下芳生さん、社会民主党副党首の大椿裕子さん、れいわ新選組豊中市政策委員の山田さほさんからの挨拶を受けました。

　１2月19日、18時から1時間にわたり今年最後の総がかり行動実行委員会による宣伝行動を展開しました。行動には60人が参加し、「戦争あかん！」、「憲法活かそう」などの横断幕やプラスターで通勤帰りの人にアピール！
　立憲野党からの報告として、立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組からの訴え、そして学生・青年によるリレートークなどを展開しました。
　

　１１月３日、秋晴れのもと、扇町公園での「おおさか総がかり集会」には3000人が参集。川口真由美とおもちゃ楽団のみなさんは開会前からライブで盛り上げてくださり、集会内でも会場と一体になって歌声をひびかせてくださいました。

　スペシャルゲストの岡野八代さん（同志社大学）は、戦争は文化を破壊し、平和と憲法はともに支えあうことに言及され、文化の日に憲法集会を開催する意義を深めてくださいました。さらにミニ講演のあとは若者男女とのトークもあり、「若者が集会の中心に位置づけられていたのがよかった」の声も。

　沖縄の高良鉄美参議院議員のメッセージはエイサー衣装での代読。立憲民主党・日本共産党・社民党・れいわ新選組から連帯の挨拶をいただき、登壇者全員と会場が「とめよう大軍拡！！」「いかそう憲法！！」のポテッカーを掲げてコールを交わしました。

　閉会後は、中崎町コース、西梅田コースにわかれて、久しぶりのパレードへ。

《参加者から写真が送られてきました》

上左：岡野八代さんのスペシャルトーク、上：川口真由美とおもちゃ楽団のライブ演奏、下：高良鉄美参議院議員のメッセージを紹介する『月桃の花』歌舞団エイサー隊のみなさん

《安倍元首相の「国葬」、絶対やめて！
～思想・良心の自由と民主主義を～》

　９月26日、安倍元首相の国葬の前夜、「９・２６おおさか総がかり国葬反対集会」には、手に手にポテッカーをもった900人を超える市民が集まりました。市民３団体の挨拶し、立憲野党からは立憲民主党、日本共産党、社会民主党、れいわ新選組の代表も挨拶。西梅田公園までスローガンを唱和しながらデモをしました。

《スローガン》

★「国葬」反対！　★安倍元首相の「国葬」反対！
★反対世論の声を聞け！　★「国葬」しないで国会ひらけ！
★民意に従い「国葬」やめろ！　★「国葬」の政治利用は許さない！
★税金使うな「国葬」反対！　★モリ・カケ・サクラ徹底追及！
★アベ政治、認められない「国葬」反対！　★統一協会、徹底追及！
★憲法違反の「国葬」反対！　★弔意強要、絶対反対！
★民主主義をこわすな！

主催：おおさか総がかり行動実行委員会

《閲覧者から寄せられた写真です》

　集会は、二木洋子（市民連合高槻・島本）さんの司会で６時半からスタート。１分間の黙とうを捧げたあと１０００人委員会大阪共同代表の米田彰男さんが主催者を代表して挨拶。
　市民アピールでは、ウクライナ現地の様子や市民の思いを豊中市在住の市民がアピール。 つづいて、日本ユーラシア協会榊さんとロシアの方からアピール。ロシアの方は、いま日本国内で広がっているロシア人へのバッシングに対して抗議されました。
　閉会のあいさつは大阪憲法会議副幹事長西晃さん、５．３憲法集会への参加を呼びかけられ終了しました。参加者はパレード時点で８００名を超えました。
　７時からパレードにうつり「戦争反対！」「一緒に歩きましょう」とコールしながら梅田の繁華街を行進しました。
　ウクライナに平和を！ロシア軍は、ウクライナから直ちに撤退を！世界の市民は連帯を！の声をひろく市民に訴えていきましょう。

　７月の「おおさか総がかり19日行動」は、18日土曜日になんば高島屋前でパブリックビューイングと各界からのリレースピーチを行いました。「九条の会・おおさか」との共催で弁士も多彩。
　僧侶、人形劇団主催者、歯科医師とコロナ下での現実が語られました。宗教界からは「人の命の重みはみな同じ。肌の色が違っても同じ」や、人形劇団の方からは「最近やっと公演したら子どもが喜ぶだけでなく、ママやパパが涙を流していた」、歯医者さんからは「コロナ虫歯、コロナ歯周病の重症化が心配。誰もがお金の心配なく医療にかかれるよう政策が行われるべき」など、憲法活かそう！の立場でトーク。
　女子高生や子ども連れのママさん、自転車のおかあさんなどが振り返り眺めたり、チラシを受け取って聴いたりされる姿が多数見られました。
　50人超が参加、150枚のビラが配布されました。パブリック・ビューイングは「九条の会・おおさか」呼びかけ人でもあるフリージャーナリストの西谷文和さん。わかりやすく具体的なお話が通行人の関心をひき人の輪ができました。

　　５.３憲法記念日　難波・高島屋前宣伝行動　　

　
　2020年5月3日憲法記念日。新型コロナ禍のもと、予定した大集会で思いを共有することはできませんでしたが、登壇予定者はYouTubeでアピール。
　また、3日昼には難波高島屋前で街頭宣伝もおこないました。宣伝は実行委員のみの小規模とし、感染予防にも留意。
　しないさせない戦争協力関西ネットワーク共同代表の中北龍太郎さん、戦争させない1000人委員会大阪の共同代表の米田彰男さん、森友問題考える会・豊中市議の木村真さん、どないする大阪の未来ネットの荒木淳子さんがリレートークしました。
　また、憲法記念日アピールと憲法に緊急事態を書き入れる動きへの緊急提案が読み上げられました。最後に、大阪憲法会議・共同センターの幹事長の丹羽徹さんのまとめと行動提起で宣伝を終えました。
　３日には小選挙区ごとに分担して宣伝カーを運行。難波高島屋前からも出発する宣伝カーもあり、参加者が拍手で見送りました。

【緊急声明】新型コロナで、憲法に「緊急事態条項」を持ち込ませるな！　ＰＤＦ

　3月のおおさか総がかり行動は、3月19日、京橋駅でスタンディング宣伝。70人が参加し、リーフ300枚を配布。１０枚の横断幕以外にも手に手にポテッカーを掲げてアピールをしました。横断幕の多さのせいか、１枚ずつ横断幕を丁寧に読んでいく人が目につきました。

　大阪地検行動から駆け付けた「森友問題を考える会」からは木村真豊中市議がスピーチ。日本共産党からは宮本たけし・辰巳コータロー両氏、社民党からは長崎由美子さんが発言。モリ・カケ・桜での「改竄・隠蔽・捏造・忖度」政治に加えて、検察私物化、さらにはコロナ対策でも後手後手ぶりを発揮しているアベ政権に憲法を語る資格はない、ただちに退陣をのスピーチがつづきました。

12.3集会・パレードでのスポット原稿　―PDF）

12.3集会・パレードでのコール原稿　―PDF）

（2019.12/3「桜を見る会」私物化を許さない！
安倍政治を終わらせよう！12.3緊急集会　―PDF）

《11.3当日配布プログラム、集会宣言》 →→印刷PDF